ふうせんバレーボールの効能

 

何かに取り組むとき、

 

仕事でも、勉強でも、遊びでも、

 

緊張感が強いと、心が開けず、

 

持てる力を発揮できなかったり、

 

集中できなかったり、

 

心から楽しめなかったりします。

 

そういう時は、

 

体のどこかに力が入ってしまって

 

血流が悪かったり、呼吸が浅かったり、

 

やり遂げたとしても不完全燃焼な感じ。

 

 

 

音楽教室のレッスンや様々な音楽活動でも

 

せっかくやるなら、心をオープンにして、

 

楽しくやった方が断然いいはず!!

 

そこで、ウォーミングアップ的に

 

取り入れてみたのが

 

「ふうせんバレーボール」

 

BGMは、アップテンポの流行りの曲。

 

さあ、♪ やってみよう ♪

 

予想以上の効力を発揮し、

 

私自身も驚いています。

 

 

 

 

最初は、某公民館での音楽活動にて。

 

知的障がいの成人とそのご家族を

 

対象にした親子学級でした。

 

多目的ホールのような広い部屋で

 

安全だったので、ふうせんを2つ使用。

 

 

 

翌月は、小学生が多く利用している

 

児童デイサービスの音楽活動にて。

 

時々、療育の活動の一つとして、

 

ふうせんバレーボールを行っていて、

 

イスに座って行う独自のルールがあり、

 

そのルールに沿って進めました。

 

 

 

どちらも集団での活動。

 

ふうせんバレーボールの経験者なら、

 

よくわかると思いますが、

 

ふうせんは「自分の思う方向に飛ばない」。

 

みんな自然とそれがわかるから、

 

自分のところにふうせんがなかなか来なくても、

 

誰も、誰かを責めたりしません。

 

むしろ、誰のところに集中しているかも

 

自然とわかるので、それを解消しようと

 

周りを見るようになり、

 

あまりふうせんに触れていない人に

 

声をかけて、飛ばそうとしたりします。

 

それでも、なかなか思う方向に行かないと、

 

より多くの人が協力してなんとかしようと

 

集団としての力が働くようになります。

 

 

 

 

人間関係を育むのを苦手とする、

 

そんな子ども達が、ふうせんを媒体に

 

コミュニケーションを取ろうとする

 

思いやりのある姿はとても印象的でした。

 

 

 

 

 

ここ最近では、音楽教室での

 

個人レッスンの中に取り入れています。

 

生徒さまと私、1対1で行います。

 

恥ずかしがりやで下を向きがちな生徒さま。

 

ふうせんを見ることで、自然に顔が上がり、

 

もともとの運動好きが手伝って、

 

ふうせんの動きに素早く反応。

 

生徒さまもそれが楽しい様子で、

 

笑顔が増えてきました。

 

決して広くない場所でもあることから、

 

空間への意識も生まれ、

 

私を、対する唯一の相手として捉え、

 

私が打ちやすい方向を考えたり、

 

高さや強さを調整したりして、

 

相手を思いやる動きや心づかいなど

 

生徒さまのいろいろな面が

 

見られるようになりました。

 

 

 

 

バレーボール直後のレッスンでは、

 

どんどんやる気が増し、会話が増え、

 

やりたいことやできることが増えて

 

帰る時間には名残惜しそうな様子。

 

 

 

…気がつけば、いつの間にか、

 

私自身の心もオープンになり、

 

「今日のレッスン、どうなるかな」

 

といった気がかりなどが吹っ飛び、

 

生徒さまと一緒に、存分に

 

楽しむことができていました。

 

 

 

 

ふうせんバレーボールは奥が深い!!

 

 

 

 

 

ちなみに写真のふうせんは、

 

3ヶ月前親子学級で使用したもの。

 

1つは、しぼんでシワシワですが、

 

もう1つは、見ての通りまだまだ健在。

 

今でも大活躍しています♫