ささやかでも、やりがいが持てること

 

写真は、これまでに私が購入した

 

障がいのある方が作られた製品。

 

他に、紙すきの名刺や

 

キッチン用の木べらもありました。

 

パンやクッキー、せんべい、うどんなど

 

たいていは、食べ物を買うことが多く、

 

手元にない製品もたくさんあります。

 

 

 

 

A型事業所でも、B型事業所でも、

 

“ 仕事 ” を生み出すのは

 

実は、なかなかの困難です。

 

B型事業所に勤めていた時に、

 

職員会議で、上司から、

 

「各自、次回の会議までに、何か新しい

 

 “ 仕事 ” の案を必ず考えてくるように」

 

と言われたことがありました。

 

 

 

 

これは、何もこの事業所に限ったことではなく、

 

福祉関係の就労の現場なら、

 

どこでも抱えているテーマだと思われます。

 

なぜなら、もうすでにどこかでやっているから。

 

あるいは、同じ製品を一般企業も作っているから。

 

材料費をかけないとか、効率良くとか、

 

障がいに対する合理的配慮とか、

 

いろいろ課題はあるのですが、

 

それは、ちょっと置いといて…。

 

 

 

 

私が、そのカフェ併設のパン屋である

 

A型事業所のホームページとブログの

 

仕事を始めてから、障がいがある

 

利用者さんに変化が見られました。

 

 

 

「パソコンができるようになりたい」

 

「ブログを書いてみたい」

 

「画像の取り込みができるようになりたい」

 

「ワードで掲示物(ポスターやポップなど)を

 

 自分で作って、お店の役に立ちたい」

 

 

 

接客担当でもあった私が、お店の空いている

 

午後の時間帯などのスキマ時間を利用して、

 

パソコンを打っている姿を見て、

 

「パソコンができるようになって、

 

 駒形さんを助けたい」

 

と実際にパソコン教室に通い始めた人、

 

実家から使わなくなったパソコンをもらって、

 

グループホームでローマ字入力の練習を

 

始めた人などもいました。

 

 

 

 

お店が混んでしまうと、接客に追われるので、

 

パソコンでの作業時間が定着しにくいのですが、

 

一日の中で、手が空く時間帯も必ずあるので、

 

パソコンでできる仕事は、有効でした。

 

少しずつ、あまり手間をかけずにできる

 

お店に掲示する休業日のポスターづくりや

 

ブログの下書きなどから一緒に始めました。

 

同じパン屋の中で、別の担当では、

 

閉店後に売り上げをエクセルに打ち込むという

 

仕事をするようになった利用者さんもいました。

 

 

 

パソコンに限らず、レジ打ちやシーラー、

 

原材料のラベルづくり、ラミネートなど

 

“ 機械 ” を使った仕事は興味を持ちやすく、

 

機械なので、正しく操作しないと、

 

エラーが出たりして自分で確認することができ、

(物にもよりますが)

 

ある意味シンプルでわかりやすいのかもしれません。

 

 

 

 

私の音楽教室のレッスンでは、

 

生徒さまへの耳慣れの意図もあり、

 

ご自分でiPadを使い、音楽検索をして、

 

毎日音楽を聴くことを宿題にしています。

 

学校教育の成果もあり、あっという間に

 

ローマ字入力ができ、曲を再生しています。

 

また、このアルファベットは、

 

コードを覚えるのにも役に立っています。

 

特に、キーボードは、機械操作を生かした

 

とても便利な楽器でもあります。

 

使いこなすとかなりの演奏ができます。

 

 

 

 

就労でも音楽教室でも、やっていることは、

 

とても、ささやかかもしれませんが、

 

たとえ小さなことでも、日々の中に

 

目標ややりがいが持てることは、

 

誰にとっても、とても大切だと思います。