“ お気に入り ” を味方にする

 

 

「新しく何かを始める」というのは、多くの人にとって

 

最初は緊張が伴うものではないかと思います。

 

(私はものすごく緊張します…。笑顔の裏で汗だくです)

 

「新しい環境になじめるか」

 

「どんなことをするのか(やらされるのか)」

 

「新しく出会う人は、自分を受け入れてくれるのか」などなど。

 

 

 

 

 

令和になってから、圧倒的に幼児さんの入会希望が増え、

 

私の音楽の世界も、徐々に広がってきています。

 

幼児さんたちは、初めてやってきた時、

 

“ 音楽教室つむぎうた ”って

 

「どんなところなんだろう」

 

「どんなものがあるんだろう」

 

「このひと(私)は、どんなひとなんだろう」

 

と、確かめるようにいろんなことをします。

 

 

 

幼児さんは、自分の気持ちを伝えることが困難で、

 

私から見ても、最初はわからないことだらけなので、

 

ご家族の方から、サポートしていただきます。

 

ある幼児さんは、ご家族の方から

 

好きな色をお聞きしたことで、

 

なんとなくレッスンが波に乗り始めました。

 

今日は、そのことをお話ししたいと思います。

 

 

 

 

その幼児さんの好きな色は “ ピンク “

 

冒頭の写真のアイテムは、

 

実際にレッスンで使用しているものです。

 

一見音楽と関係ないように見えるかもしれません。

 

でも、その一つひとつに役目があります。

 

 

 

 

<太鼓>

 

たいていの幼児さんは、一番最初に手に取ります。

 

もともとは、ピンク色のひもではなかったのですが、

 

既存のひもは短くて、手持ちまででした。

 

首にかけようとするしぐさを見て、

 

ピンク色のひもをつけて見たところ、

 

大喜びでした(でも、首にはかけず…)。

 

 

 

 

<ウサギのパペット>

 

他にも複数のパペットが、教室にありますが、

 

手を伸ばすのはいつも、ウサギさん。

 

児童デイサービスでも、子ども達と

 

コミュニケーションをとるのに、

 

パペットを通して話した方が、

 

伝わることが多々あります。

 

動物というのが癒しにもなるのかもしれません。

 

 

 

 

<カシシ><すず>

 

竹ひごで編んだようなバッグの形をしたカシシと

 

おなじみのすずは、どちらも楽器です。

 

カシシは、振るとチャチャチャと鳴ります。

 

初回の「おもちゃのチャチャチャ」で

 

インパクトが大きかったようでした。

 

 

 

 

<ばね付きの光る星>

 

スイッチを押すと光り方が3変化します。

 

音楽に合わせて振ったりして、

 

リズム感覚を養うこともできます。

 

びよ〜んという、ばねの不思議な動きに、

 

子ども達は、興味を示すことがよくあります。

 

 

 

 

<ホワイトボードと黒板消し>

 

毎回、レッスンの流れをホワイトボードに

 

示していますが…。レッスンが終わると、

 

この幼児さんは、黒板消しで全部消します。

 

そうすることで「終わった」という確認や

 

「今日もレッスンをできたよ」という達成感に

 

つながればいいなと思っています。

 

 

 

 

…改めて、気づいたのですが、

 

これらのアイテムは、カシシ以外は、

 

すべて100円ショップで集めたものでした。

 

身近なものでいろいろ工夫できるんですね。

 

 

 

 

 

ちなみに、アートセラピーの視点では、

 

ピンクが表すのは、「子宮の色」。

 

お母さんのお腹の中で大事に守られていた…

 

その感覚を想起させるようで、

 

「愛情」や「母性」「安心感」などがあります。

 

 

 

 

 

お子さんを理解する、と一言で言っても、

 

難しいかもしれません。

 

でも、お気に入りの色や形、キャラクター、

 

動物や食べ物、乗り物などなど、

 

音楽につなげられるものはたくさんあります。

 

そして、それらは、常に進化したり、

 

移り変わったりしていくことも、心に留め、

 

お子さんはもちろん、

 

ご家族の方とも共有しながら、

 

日々のレッスンを楽しく

 

積み重ねていきたいなと思います。

 

 

 

(おかげさまで、私もピンク色の服が

 

 増えました。実は苦手だったんです…)

 

 

 

 

 

 

 

※このブログは、あくまでもレッスンの一例であり、

 

 お子さんにより、レッスンの内容は異なります。

 

 お子さんやご家族の方と一緒に、

 

 試行錯誤しながら、レッスンをつくっていくのが、

 

 音楽教室つむぎうたの方針です。