市立美術館にて

 

昨日と今日の2日間、

 

川越市立美術館の市民ギャラリーにて

 

私の勤務する特別支援学校の

 

作品展示が行われています。

 

 

私も昨日の夕方、行ってきました。

 

 

 

 

 

 

およそ3年前、

 

特別支援学校の教員免許を取得しようと

 

勉強を始めたころ、ホームページで

 

「ピアノ講師のボランティア募集」

 

というのを見つけ、ご縁が生まれました。

 

その後2年間、本校でボランティア研修を受け、

 

視覚障がいについての基本的知識を学び、

 

授業にも参加させていただきながら、

 

「見えない、見えにくい」子ども達が、

 

日々、どのように過ごしているか

 

全盲、様々な弱視の疑似体験とともに

 

実践的なことも積みかさねて来ました。

 

小学校(通常学級)での20年間にも及ぶ、

 

教職時代を上回る、未知の世界でした。

 

 

 

 

 

2年間のボランティア研修の修了とともに、

 

特別支援学校の教員免許を取得し、

 

当時の教頭先生から、

 

教職の経験を生かし、免許も生かし、

 

「非常勤で働いてみませんか」という

 

お声をいただいて、今に至ります。

 

 

 

 

今回の2日間の作品展の掲示の中に、

 

視覚障がいについての丁寧な説明があります。

 

「見えない、見えにくい」と言っても、

 

その子その子によって違いがあり、

 

それは「見えている」私達からは

 

なかなか理解できないこともあります。

 

 

 

でも、一つ一つの作品を見ると、

 

子どもらしい、明るくあたたかな

 

想いが伝わってきます。

 

私が特に印象に残った作品は、

 

高等部の「マラカスづくり」。

 

“ 音源 ” としてコーヒー豆やお米を

 

使っている作品がありました。

 

 

 

 

この中の生徒さんが中学部の時、

 

私は、国語の授業に参加しました。

 

普段食べている「ごはん」は

 

もとは「お米」だったということを

 

見えないことを補うために、

 

視覚以外の様々な感覚を使って

 

授業をしていました。

 

おそらく、コーヒー豆についても

 

そのような学びを経ているのでしょう。

 

 

 

 

「見えない、見えにくい」子ども達が通う、

 

特別支援学校は、県内に1校のみ。

 

子ども達は、ご家族の送迎かスクールバスを

 

利用して登校しています。

 

日常の中で出会うことは、少ないと思いますが、

 

このような作品展を通して、

 

少しでも「視覚障がい」について

 

知っていただけると嬉しく思います。

 

 

 

 

川越市立美術館 市民ギャラリー展示案内