駅ピアノならぬ 教室ピアノ

 

音楽教室つむぎうたでは、

 

保育士、幼稚園・小学校の先生向けの

 

ピアノレッスンも行っています。

 

現在、県内外の小学校や特別支援学級、

 

特別支援学校の先生方が、数人、

 

レッスンを受けてくださっています。

 

みなさん半年以上経つ方ばかりですが、

 

ここ最近、学校現場で実践されているお話を

 

よく聞くようになりました。

 

 

 

 

 

特別支援学級や特別支援学校では、

 

複数の担任配置になっていることが

 

ほとんどですが、音楽の時間には、

 

ピアノ伴奏をする先生と子ども達を指導する先生に

 

役割を分担していることがよく見受けられます。

 

私のピアノレッスンを受けてくださっている先生は、

 

自ら、ピアノ伴奏を引き受けていらっしゃるようです。

 

授業で予定している曲を前もってレッスンするのですが、

 

音楽の授業で指導する先生との打ち合わせで、

 

曲によって、レッスンの時よりも、テンポが速くなったり、

 

逆に遅くなったりすることがあるそうです。

 

テンポが速くなる時は、

 

「左手の低音を省略するなど工夫して弾いています」

 

と実際の授業の時のアレンジで弾いてみせてくださったりして

 

臨機応変に、ピアノ伴奏を楽しまれている様子が伝わり、

 

大変うれしく思っています。

 

 

 

 

 

 

小学校で低学年のクラスを担任し、音楽専科ではなく、

 

ご自分のクラスの音楽の授業を行っている方もいます。

 

小学校の担任の先生は、全教科を教えるので、

 

授業の準備とノートやテストのマルつけなども多く、

 

とてもお忙しいことと思います。

 

(かつての私もそうでした)

 

帰宅するのも遅く、なかなかピアノの練習ができない!と

 

小学校での業間休み(20分休みとか昼休みとか)に

 

教室のキーボードを利用して練習することにしたそうです。

 

「先生ピアノを習っているの、だから練習したいなと思って…」

 

すると、クラスの子ども達がとっても喜ぶと同時に、

 

「わたしも」「ぼくも」と子ども達も弾きたがるようになり…。

 

今では、子ども達が順番に並んで弾くようになり、

 

「先生もならんで!!」と言われているそうです。

 

(なんだ! 結局ちょびっとした練習ができない〜)と

 

その先生は、口では嘆いていらっしゃいましたが、

 

表情はとても嬉しそうで、生き生きとお話ししてくださいました。

 

そして、

 

「子ども達って、ちゃんと弾かなきゃっていう感じじゃなくて、

 

 間違えてもまたそこから再スタートして、楽しそうに

 

 弾くんですね。そんな子ども達の姿に励まされています」

 

さらには、

 

「あまり自己表現しない印象の子が、とっても上手にピアノを

 

 弾いてとても感動しました」

 

「子ども達の中に『紡ぎ歌』(エルメンライヒ作曲)を

 

 弾いた子がいました。初めてピアノレッスンを受けた時、

 

 この曲を聴いたことを思い出し、その子との会話が弾みました」

 

などなど、キーボードを通しての、先生と子ども達との

 

楽しいやり取りが目に浮かぶようで、とても嬉しいです。

 

駅ピアノならぬ、“ 教室ピアノ ” ですね。

 

 

 

 

 

私の自宅の近くにも小学校があります。

 

平日の昼間、業間休みになると、学校から

 

よくキーボードの音が聴こえてきます。

 

子ども達が順番に?

 

自由に弾いているのがわかります。

 

ほのぼのしていていいなあと思います。

 

今は、音楽の授業のリコーダーの音色や歌声は

 

全く聴こえてきませんが、いつかまた

 

そんな日が来るといいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

今日の写真は、千日紅(センニチコウ)です。

 

非常勤で勤めている特別支援学校に行く

 

途中の道で、先週、見つけました。