聴いているのは…

 

今は、趣味ではなく、仕事として、

 

ピアノを弾いていますが…。

 

その多くは、子どもの頃から自然に身についた?

 

なるべく原曲に忠実に、再現する形でアレンジする、

 

いわゆる “ 耳コピ ” を活用しています。

 

 

 

ある時、この自分の “ 耳コピ ” には、

 

ある特徴があることに気づきました。

 

その特徴とは、

 

「音楽の “ 何 ” を聴いているのか・・・」

 

再現(アレンジ)する時に、何が音として、

 

出てくるかということなんですが…。

 

 

 

 

 

たとえば、バンドで演奏される曲。

 

主旋律となるヴォーカルを聴いているのは、

 

もちろんですが、ヴォーカルを除くと、

 

私が、まず最初に聴いているのは、

 

副旋律(裏メロ)→楽器で言えばキーボード、

 

だということに気づきました。

 

次に、時折飾りのように鳴るパーカッション。

 

そして、リズムの核であるドラム。

 

最後にコードを支えるベース。

 

 

 

 

ふりかえってみると、

 

どの曲もこのような優先順位で音を拾い、

 

それでも、手は2本しかなく、

 

すべての音を再現はできないので、

 

選んで組み合わせてアレンジしていました。

 

何回か聴いて、1、2回ですぐ弾ける曲もあれば、

 

大好きで何回も聴いているのに、なぜか

 

どうしても “ 耳コピ ” できない曲もあったりします。

 

 

 

でも、この「音楽の “ 何 ” を聴いているか」は、

 

生徒さんの傾向をつかむ、ヒントにもなっています。

 

 

 

音楽が好きな方であれば、いろいろな経験をしてほしいし、

 

またいろんなことに興味や好奇心が見られるのですが、

 

私の “ 耳コピ ” の視点から見ていると、

 

音楽教室での日々のレッスン(体験も含む)や

 

複数の施設での音楽活動の積み重ねの様子から、

 

「音楽の “ 何 ” を聴いているか…」

 

というお一人おひとりの傾向が伝わってきます。

 

 

 

 

幼児さんは、いろんな楽器を一通り?試した後に、

 

ピアノに向かう時間が増えてきたら、

 

やはりピアノレッスンに向いているのかなと感じます。

 

(手の動きや指の動きなどにも表れます)

 

 

 

楽器ではなく、じっと耳を傾けて、私の歌声を聴く場合は、

 

歌うことや言葉に目を向けていくのがよい感じがします。

 

リズム楽器を、あれこれと交換して、試している場合は、

 

リズム感を意識したり、打楽器を持ってダンスをしたり…。

 

 

 

でも、この傾向は、曲によっても異なったり、

 

時間とともに流動的に変化していく場合もあります。

 

なので、あくまでも今現在の傾向として、

 

決めつけないようにもしています。

 

 

 

 

 

まだまだいろんな視点がありますが、

 

「音楽が好き」「音楽が好きそうだ」と気づいたら、

 

「音楽の “ 何 ” を聴いているか…」

 

に注目してみると、思いがけない発見があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

私の場合、自分の弱点も発見。

 

コードが苦手だとわかりました。

 

自分のアレンジがほぼ完成した後に、

 

改めて、その曲のバンド譜などを見てみると、

 

コードが違っていることがよくあり…。

 

(そういえば、子どもの頃から

 

 和音の「聴音」のテストは、苦手でした)

 

一度、アレンジを自分に書きこんでしまうと、

 

手直しは結構苦労するので、早めに

 

コードは確認しなければと思っています。

 

 

 

 

 

曲数が多くなると、脳が追いつかないので、

 

やはり楽譜があると便利だし、安心だなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回は、ちょっと細かい話になりましたが、

 

私の “ 耳コピ ” から、生徒さまへの視点について

 

綴ってみました。