必要とされる支援

 

緊急事態宣言が出される前、

 

久しぶりに、新規の同行援護の依頼を受け、

 

歩行訓練の見守りと散歩、買い物、

 

刊行物の代読、役所への事務手続きなどに

 

同行しました。

 

 

 

 

 

 

埼玉県は、緊急事態宣言の対象地域となり、

 

私自身、外出自粛を心がけていますが、

 

社会の中には、このような時こそ、やはり

 

福祉サービスと呼ばれる支援を必要とする人が

 

存在していることに、改めて気づきます。

 

私が行っている、この同行援護もその一つです。

 

 

 

 

 

 

 

生きていくためには、食べることは大切です。

 

その食べ物を得るために、買い物に出かけなくてはなりません。

 

でも、スーパーに行っても、何がどこにあるのか…。

 

見えない、見えにくい方にとっては、

 

お一人では、とても時間がかかってしまいます。

 

また、歩くなどの運動も、健康には欠かせません。

 

今回ご依頼を受けた方は、白杖を用いての

 

歩行訓練を始められてから、まだ日が浅いようで、

 

早く慣れるためにも、できるだけ定期的に

 

歩くようにしていると聞いています。

 

でも、車の多い通りを歩いたり、横断歩道を渡ったりするので、

 

一人では危険なので、安全のために同行援護を利用されています。

 

 

 

 

 

 

その日、朝、ご自宅の水が出なかったとおっしゃられ、

 

マンションのエレベーターの壁のどこかに、

 

お知らせが掲示していないかと聞かれたので確認すると、

 

確かに「断水のお知らせ」がありました。

 

日にちと部屋番号と断水時間をお伝えすると、

 

ホッと安心されたご様子でした。

 

 

 

 

 

 

情報を得ることの困難さは、

 

視覚障がいの方だけでなく、聴覚障がいの方も…。

 

会見など、テレビで、ここのところ手話通訳者を

 

よく見かけますが、マスクはしていません。

 

私は、以前手話講座に通っていたのですが、

 

講師(ろう者)の方に、

 

「風邪を引いていても、マスクは外してほしい」

 

とご指導を受けました。

 

手話だけでなく、唇の動きからも、

 

相手の言葉を読み取る、聴覚障がいの方にとっては、

 

多くの人がマスク着用をしている、この状況に

 

情報が得られにくいとも聞きました。

 

また、今朝のニュースでは、

 

聴覚障がいの方が体調不良になり、

 

問い合わせたくても電話番号のみで、FAX番号がなく、

 

診察の予約をするのに、結局病院に直接出向き、

 

後日また、診察のために出直したという話が

 

伝えられていました。

 

 

 

 

 

 

おそらく、まだまだ自分の気づかないところで、

 

いろんな支援を必要としている人が

 

たくさんいるに違いありません。

 

福祉サービスという形でなくても、

 

手作りマスクを作って分け合うなど、

 

あたたかい心をもって、

 

できることを実践している人もたくさんいます。

 

まずは自分自身、すべき予防を心がけた上で、

 

私も、自分ができることをしていけたらいいな…。

 

一人で、菜の花いっぱいの川沿いを

 

歩きながら、そんなことを思いました。