「千本桜」を弾いてみた!!

 

桜が満開になる時期に、弾けるようになりたいと、

 

昨年の秋から、練習してきた曲があります。

 

それは、「千本桜」(黒うさ 作詞 作曲)。

 

 

 

 

私がこの曲を初めて知ったのは、

 

2012年、小学校に勤めていた時、

 

担任していた6年生の子ども達が

 

陶酔するように歌っていたからでした。

 

音楽と思い出は、結び付きやすく、

 

その頃、責任ある仕事をたくさん

 

抱え込んでしまっていた私は、

 

心身の疲労が溜まっていく日々で、

 

この音楽の激しさについていけず、

 

良い印象をあまり持てずにいました。

 

 

 

 

けれど、その後何年経っても、

 

この「千本桜」の人気は、衰えることなく、

 

およそ2年半前から

 

私が音楽の仕事をするようになって、

 

レッスンに通ってくれる幼児さんや

 

特別支援学校の小学部の子ども達、

 

特別支援学校を卒業したばかりの

 

若い世代の利用者さんが集まる福祉施設などで、

 

この「千本桜」が熱狂的に?語られる様子を見て、

 

この音楽の魅力を改めて考えました。

 

 

 

 

そして、試しに弾いてみることにしました。

 

はい、耳コピです。

 

(私は、J-POPは基本、耳コピです)

 

あの激しい曲は、果たして私に弾けるのか?

 

ん?おやおや? 歌の部分は、意外に弾けるらしい。

 

さすがに何年にも渡って、耳にしてきたからか?

 

そうか、、じゃあもうちょっと頑張ってみよう、

 

とイントロを何度も聴いて、音取り。

 

ちょうどその頃に、音楽療法のアシスタントで、

 

勤務している職場の音楽療法士さんが、

 

やはり、利用者さんのリクエストに応えて

 

「千本桜」を弾いたので、おおお〜〜〜!!と思い、

 

私もチャレンジしたいと話したら、

 

楽譜を見せてくださいました。

 

イントロのメロディーはこうだったのか、、と

 

聴き取れなかった部分がスッキリ!!

 

 

 

 

 

ところが、問題は、間奏。

 

見せていただいた楽譜は、コード譜だったので、

 

間奏20小節分は、すべて省略されていました。

 

が〜ん!!

 

再度、耳コピにチャレンジしましたが挫折。

 

ここで、しばらくやる気が失せました。

 

 

 

 

 

 

季節はめぐり、今年は例年より早い桜の開花。

 

まずい、目標の季節がやって来てしまう。

 

と、今度はインターネットで楽譜を検索。

 

本当にすごいですね、今の時代は…。

 

初級から、中級、上級まで様々なアレンジが

 

公開されているだけでなく、

 

楽譜と演奏がセットになっているものも公開。

 

ただ、著作権問題があるので、

 

プリントアウトはせず(できないようになっている)、

 

聴き取れなかった間奏の部分だけ、

 

手書きで写譜しました。

 

でも、その通りにも弾けそうにはないので、

 

重要だと思われる音を拾うようにして、

 

自分の弾きやすいようにアレンジすることに!!

 

(ストリートピアノの動画もとても参考になりました)

 

 

 

 

 

 

そして、例の1日3時間、猛特訓を3日間。

 

練習後には放心状態になり、どうしていつも、

 

私は、根つめてしまうのだろうと反省。。。

 

毎日コツコツと練習できない私、、

 

 

 

 

 

 

 

3日間のうち、1日だけ実家のピアノで練習したら、

 

驚いたことに、私の両親(2人とも元気な80代)が、

 

「なんか、この曲、いいね〜」

 

「聴いていると元気が出てくるね〜」

 

とまだボロボロな演奏にも関わらず、好評。

 

自宅に帰った翌日も、父と母からそれぞれに

 

「あの曲、良かった!!」とメールあり。

 

世代を超えて親しまれる「千本桜」に驚きです。

 

日本音階的な旋律が、日本人の魂に響くのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

とても弾けるようになるとは思えなかった間奏も、

 

私の心の奥底から、強く湧き上がってくる、

 

「どうしても弾きたい」という思いに揺さぶられて、

 

夢中で練習しました。(夜中も早朝も)

 

満開の桜の花が、さらにやる気と曲のイメージを強化。

 

まだまだ、音を外してしまうこともありますが、

 

心地良い達成感。やり切った感。

 

 

 

 

 

 

いくつになっても、新しいことに

 

チャレンジすることはいいなと実感しています。

 

そして…。

 

初めて「千本桜」を知ったころの印象は払拭され、

 

新しく生まれ変わったような、

 

すがすがしい思いに包まれています。

 

 

 

 

 

今、「千本桜」を心待ちにしている生徒さまとの

 

レッスンの再開が、とても待ち遠しく感じます。