“ 大きい ” と “ 小さい ”

 

久しぶりに楽器のお話です。

 

 

 

 

これは、ジャンベという楽器です。

 

西アフリカ起源の太鼓で、打楽器の一つです。

 

サイズは、子ども用から大人用まで様々あります。

 

写真左は、打面は直径およそ12僉高さはおよそ20

 

右は、打面は直径およそ20僉高さはおよそ40僂任后

 

どちらも、打面の中央と周辺部では、音の鳴り方が異なり、

 

打ち方(素手、指先、マレット使用など)や

 

打つ強さによっても、

 

様々な音の表情を感じることができ、

 

私のお気に入りの楽器の一つです。

 

 

 

 

打楽器は、音階はありませんが、

 

直接触れることで、呼応するように

 

楽器が答えて(応えて)くれるので、

 

奏者の心の解放にも適していると言われています。

 

 

 

 

 

 

さて、音楽教室つむぎうたでは、

 

主に療育レッスンにおいて、

 

あいさつの歌で、ジャンベを使用しています。

 

最近、子ども達が、あいさつだけでは

 

ちょっと物足りない様子。

 

ジャンベに興味を持つ子が増えてきたので、

 

リズムレッスンに取り入れることにしました。

 

 

 

 

ある生徒さまから「おおきなたいこ」

 

という曲のリクエストを受け、

 

この歌でジャンベを使用することにしました。

 

歌そのものは、シンプルなのですが、

 

“ おおきなたいこ ” “ ちいさなたいこ ” が登場し、

 

それぞれのリズム打ちが、ほんの少し違って、

 

また、交代で太鼓を鳴らす流れになっているので、

 

二人で一緒に楽しめる歌です。

 

 

 

 

障がいを持つお子さまにとって、

 

「大きい」「小さい」という概念を

 

理解するのは難しい場合もあります。

 

見た目の形の大きさとしての「大・小」

 

耳で聴こえる音の大きさとしての「大・小(強弱)」

 

また、歌詞に示されている擬音語の

 

「ドーンドーン」「トントントン」からは、

 

言葉による音の響きの違い(高い低い)も

 

感じ取ることができます。

 

 

 

 

 

このリズムレッスンは、現在進行中ですが、

 

早くに取り入れた生徒さま方は、

 

ジャンベの前に、ロリポップドラム↓でも行っています。

 

 

1種類の楽器に限定せずに、違う楽器でも、

 

その大小を通じて同じ曲でレッスンを行うことは、

 

ものごとに対する考え方や捉え方に、

 

広がりや応用、発展性などを加えることがあります。

 

特に、こだわりの強い障がいのある生徒さまには

 

良い効果が得られるよう、意図して行っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

歌や楽器の持つ特性を生かして、レッスンを行うことで、

 

音楽だけでなく、生徒さまの日常生活における、

 

物の大きさや音の大きさへの関心にも

 

結び付いていったらいいなと願っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おおきなたいこ」

 

(小林純一作詞 中田喜直作曲)